当教室について
この地でそろばん塾を始めたのが私の叔母でした。今から70年以上前になります。
その叔母から私が引き継いで、気がつけばもう40年近くになりました。
現在教室に来ている生徒さんの中には三代に渡り習っているというお子さんもいます。
当教室の「堤進」という意味を聞かれることがあります。このあたりにずっと住んでいる方はお判りだと思いますが、今の住居表示になる前は「堤方」と呼ばれていました。その一字を使ったと叔母から聞いていました。今ではバス停と池上通りの呑川にかかる橋くらいしかありません。ちょっと寂しいですね。
時代が変わりそろばんの必要性も変わりました。その中でどのように時代に向き合って指導していくかは大変難しい問題です。正直私自身も悩み続けています。ただ計算の速さや正確性は特に小学生から中学生の間に身に付けておくことは昔も今も同じです。
スマホを持っていればいつでもすぐに間違いなく計算できるでしょう。でもスマホ持参で学校のテストは出来ません。同じようにそろばんの持ち込みもできません。となるとやはり「暗算」力となります。そのために当教室では暗算の練習を多めにしております。
保護者の方から「いつ頃から暗算で出来るようになりますか?」との質問がけっこうありますが、そろばんでの+-計算が出来るようになるのがまず必要ですので、少し時間がかかる事だけはご理解してください。もちろん一番大切なのは本人の努力です。そろばんの練習は繰り返しの連続かもしれません。子供達にはちょっと辛いかもしれませんが、私も一生懸命指導しますのでよろしくお願いいたします。
当教室は子供たちにも保護者の皆様にも安心・安全な環境を第一に考えています。
「こうすればいいのに・・・」というアイデアがございましたら遠慮なくご連絡ください。